※現在は、福岡県内の一部のコンビニ、ゆめタウン、公式ネットショップとQoo10でご購入頂けます。
福岡県筑紫野市の天拝山から望む月暦の一日目の月”新月”をイメージして作ったお菓子です。
竹炭を練り込んだ皮に当農園で栽培した紫芋で作った餡を包み、少し練乳を加えたまろやかな味が特徴。
高温で焼き上げた直後に脱酸素剤を入れて個装するため、常温で90日の保存が可能です。
夏場は冷蔵・冷凍でも固くなりすぎずにさっぱりとしたお味になります。
お茶にも珈琲にもピッタリ!
筑紫野アヤムラサキ(紫芋)を使用しています。
当農園は筑紫野市と飯塚市をつなぐ冷水峠の麓にあります。
よい自然に恵まれ、四季折々の草木に囲まれた地で、豊かな腐葉土、堆肥を混ぜた土づくりを行い、減農薬(極力農薬を使わず、自然に近い状態)で紫芋の栽培を行っています。
餡練りの工場では紫芋の餡と言えば鹿児島の紫芋を使うのが普通らしいのですが、当農園の紫芋で餡を作ってもらうお願いをした際に、「お芋の香りがすごい」とビックリされていました。
5月に苗を植え、秋に収穫をします。
掘ってすぐのお芋は実は美味しくありません。最低でも2週間の熟成期間を置くことで澱粉が糖化されて、甘く、美味しくなっていくのです。
更に、冬になって寒すぎると風邪をひいて死んでしまう(傷んで腐る)ので、お芋を寒さから守る工夫も大切です。春に向けてますます美味しくなるように、お芋は優しく暖かい状態で、大切に保管をされています。
そしてお芋の品質が最も安定している11月、12月、1月、2月の4か月間で年間分の原材料である紫芋のペーストを作る作業を行っています。
紫芋のペーストを作ります。
筑紫野 初月は筑紫野市商工会が“紫”をキーワードにした街づくりを行う「紫プロジェクト」の一環として、紫芋の栽培を手掛けたことをきっかけに誕生しました。
商工会からプロジェクトに活用するようにと譲っていただいたアヤムラサキの苗を、山付きの土地の空いていた場所に植えたところ、すくすくと育ち、立派な紫芋を収穫することができました。この紫芋を使って加工品はできないかとお菓子作りをスタートいたしました。
収穫時期には様々な方々が芋堀りの体験に来てくれます。
特に近隣地区の児童デイサービスの子ども達が毎年収穫を手伝ってくれます。
普段とは違った体験、自然や土にふれる経験がない子供たちには良い経験になっているようで、普段あまり心を開かない子もおっきな芋を掘ることに夢中になっていると先生から伺って、自然の偉大さを感じました。
また、毎年安定した収穫ができる状況に、苗を分けてくださる方がその土地の名前を付けてはどうかとご提案くださり、この紫芋を「筑紫野アヤムラサキ」と名付けることにしました。
素材の味が残っているか?
焼き上げた後に餡がパサパサになっていないか?
手を貸してくださるお菓子工場の社長さんと、「あーでもない、こーでもない」と改良の日々。
プロのアドバイスと様々な工夫の末、今の味にたどり着くことが出来たのでした。
食べた方の感想で一番嬉しいのは、「しっかりお芋の味がする!」と言って頂けることです。
紫プロジェクトから始まった初月でしたが、今では当農園の看板銘菓として沢山の幅広い年齢の方にご愛顧頂けるようになりました。
是非一度、当農園自慢の筑紫野 初月をご賞味下さい。
ありがたいことに、贈り物でのご利用も多く頂くため、渡しやすい贈答用のパッケージをご用意しました。
下記の通り、ご贈答用にも是非ご利用ください。
製造工程で、高温で焼き上げた直後に脱酸素剤を入れて個装するため、常温で90日の保存が可能です。安心してご贈答・お土産にお使いいただけます。
用途に合わせて「掛け紙」「のし紙」をお選びいただけます。名入れも対応可能ですので、必要な場合はお申し付けください。